ダイヤモンドリング

1ctのダイヤモンドリングを、お客様の大切な想いとともにリフォームさせていただきました。


ボリュームのあるリングでありながら、透かし細工が繊細で優しい雰囲気を醸し出し、上品さと華やかさを併せ持つ仕上がりとなりました。

 

ダイヤモンドリング

ダイヤモンドリング


【リフォームまでの流れ】

1.お見積り・ご相談

最初に、お客様がどのようなイメージのリングにリフォームしたいのか、そしてご予算を丁寧にお伺いしました。


まだ具体的なデザインは固まっていなかったものの、「大ぶりのリングが好き」「透かし模様のデザインに惹かれる」というキーワードをもとに、方向性を絞っていきました。

これまでにお納めしたリングの写真アルバムを見ながら、全体の雰囲気や細部のデザイン、指に映えるバランスを一緒に検討。透かし細工を活かした上品なリングを目指すことになりました。

アルバム

 

2.デザイン決定

ご相談内容をもとに、20〜30点のラフデザインを提案。


その中から実寸大のデザイン画を3点制作し、お見積もりとともにご覧いただきました。

指にはめたときの使いやすさ、指への当たり具合、普段使いしやすいかどうか……。


お客様が抱く細やかな疑問やご不安をひとつひとつ伺いながら、デザインをブラッシュアップしていきました。


「毎日着けられるデザインにしたい」というご希望を叶えるため、使い心地と美しさを兼ね備えた案を一緒に導き出しました。

ダイヤモンドリングラフデザイン

ダイヤモンドリングデザイン画

 

3.途中確認

お選びいただいた3番目のデザインをもとに、ワックスで原型を制作。


実際に指にはめていただき、着け心地やリング幅、ボリューム感を細かく確認していただきました。

リングが指に少し当たることが気になる、というご感想を受け、職人が高さをミリ単位で調整。
理想の着け心地になるまで修正を重ね、最終制作へと進めました。

 

4.完成・ご納品

熟練の職人が、丁寧な透かし技法で一点一点手作業で仕上げたリング。


重厚感の中に軽やかさがあり、透かしの細工が放つ繊細な輝きが、ダイヤモンドの存在感をより引き立てています。

お渡しの際、「着け心地がとても良く、思わず指先を眺めてしまいます」と笑顔を見せてくださったお客様。


想いを込めた大切なダイヤモンドが、世界でひとつの新しい輝きとして生まれ変わりました。